憧れの最高峰プリアンプ Mark Levinson LNP-2を買取させていただきましたのでご紹介いたします。
オーディオファンであれば『いつかはあのアンプを、、』と憧れる方も多いのではないでしょうか?
中古市場でも販売開始と共に問い合わせが入り売れていってしまいます。
発売開始から数十年経過した今、いい状態の個体も少なくなり更に人気に拍車がかかっているようにも思えます。
今回はそんなMark Levinson(マークレビンソン)の代名詞であるLNP-2(LNP-2L)の初期モデルであるLNP-2バウエンモジュール搭載モデルを買取させていただきましたのでご紹介させていただきます。
Mark Levinsonの略歴
画像引用元:@marklevinson (Instagram)
Mark Levinson(マーク・レビンソン)は、コネチカット州ウッドブリッジに設立されたアメリカ合衆国を代表するオーディオ機器メーカーです。1972年にスタジオ音源を忠実に再現するステレオコンポーネントの開発を目指したマーク・レビンソン氏により設立されました。当初より変わることのない信念で、Hi-Fiオーディオをリードし続けて50年が経過した現在でも、ハイエンド・オーディオ界の水準を常に引き上げている存在です。Mark Levinsonの製品は、高い忠実度で音楽を再現することに焦点を当てて開発されており、細部までの精緻な音質を追求しています。
1973年に初期のプリアンプ「LNP-2」を発表し、ハイエンド・オーディオという新しいジャンルを確立しました。圧倒的な音質とS/N比を実現したLNP-2(LNP-2L)は、当時のオーディオファイルに衝撃を与えた伝説的な名機です。LNP-2(L)は現在も多くのオーディオマニアに愛されています。
「LNP-2」の発売以降、Mark Levinsonは先駆的なソリッドステート回路やオリジナルのPurePath回路、R-2Rラダー型ボリューム調整機構など、革新的な技術を開発し続けました。
1990年代初頭、Mark LevinsonはHarman International(ハーマン・インターナショナル)に買収され、同社の高級オーディオブランドとして位置づけられました。現在はオーディオアンプ、プリアンプ、CDプレーヤー、スピーカーシステムなど、幅広い分野で製品を展開しています。
創立以来マーク・レビンソンは品格の高いデザインと共に至高の性能を追求し、演奏会場の空気までをも感じさせるような桁外れの臨場感をもたらす製品群をつくり続け、その信頼性は依然衰えることなくオーディオマニアに高く評価されています。
LNP-2とLNP-2Lの違い
「LNP-2」の誕生は、創業者マーク・レビンソン氏が1973年にBurwen社が開発した高機能オペアンプ・モジュールに感銘を受けたことから始まります。マーク・レビンソン氏は、プロオーディオ用に開発されたこのモジュールを主要回路に採用し、高級プリアンプ「LNP-1」を開発し、ハイエンドオーディオ市場に導入しようとしました。しかし、LNP-1は大きすぎて実用的ではなかったため、VUメーターを小型化し、高さを約半分にしたリメイク版の「LNP-2」を発表しました。LNP-2のクオリティは他製品と比較しても突出して優れており、世界のオーディオメーカーの研究対象となった程です。
LNP-2とLNP-2Lの違いはモジュールの種類がわかりやすいのではないでしょうか。LNP-2Lはバウエン・モジュールからマーク・レビンソンのオリジナル・モジュールLD-2に変更されています。
一般的にLNPといえば、LD-2搭載の「LNP-2L」を目にする事がほとんどだと思いますが、初期のバウエン・モジュールが搭載されたタイプと最後期のLD-3が搭載されたタイプの3種類があります。良い個体の初期型に出会うことは非常に稀なので、音を聴いたことがある方もとても少ないのではないでしょうか
バウエン・モジュールが搭載された初期のLNP-2に関しては、米国より個人輸入された製品が多く、中を開けたらバウエン・モジュールのLNP-2だったという話もチラホラ。初期モジュールには色分けされた円形のシールが貼ってあることがあり、これは選別などの意図があるため配置を動かしてはいけないと言われているようです。
LNP-2
「LNP-2」はハイエンドオーディオの概念を確立し、現代アンプの最高峰として誕生したプリアンプです。ソリッドステート回路が真空管エレクトロニクスの性能を満たすだけでなく、劇的に上回ることができることを証明しました。VU メーターは20kHz 波形の1/4であり、今日では超ハイエンド・オーディオ業界の基礎とみなされています。
前述したようにLNP-2初期型は、Burwen(バウエン)社が開発したプロ用高機能オペアンプ・モジュールを搭載しています。
今回オーディオランドが買取させていただいたのは、こちらのバウエン・モジュールを搭載した「LNP-2」初期モデルとなります。また、「No20L」を元に音質を洗練させて開発されたモノラルパワーアンプ「No.20.5L」も同時に買取させていただきました。(下記写真)
LNP-2L
先に「LNP-2L」は「LNP-2」に搭載されていたBurwen社製のモジュールからマーク・レビンソンの独自モジュールに変更されたとお伝えしたように、「LNP-2L」はのML オリジナル・モジュールが搭載されたモデルです。
LNP-2Lの増幅部分はフォノアンプ、インプットアンプ、アウトプットアンプの3段構成で、それぞれにチャンネルあたり1個のモジュールが積まれています。そしてメーター用に各1個のモジュールを搭載し、計8個のモジュールで構成されています。
入出力端子は、特殊な用途に使用されるCAMAC方式の接続端子であるLEMOコネクターを備えています。さらに、Tape入出力とMain out出力には、キャノン型コネクターがそれぞれに装備されています。
ボリュームや切替スイッチなどの各部には最高級のパーツが使用されています。ウェストン製のメーターは、専用モジュールによりVUメーターやピークメーターにチェンジする事ができます。また、HF+ポジションでは高域補正が行われます。この作用はカセット録音などで特に効果を発揮します。
電源部(PLS-153L)の構成は、分離した形式を採用しており、よりクリーンな電源供給が行われ、音質向上に貢献しています。
Mark Levinsonを高価買取いたします!
画像引用元:@marklevinson (Instagram)
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