スピーカーの買取(査定依頼時)の際に気を付けて頂きたい事。知っておくとお得な情報をお知らせします。
アイキャッチ画像引用元:Sonus Faber
今年は残暑も続く事が予想されていますが、夕暮れ以降は過ごしやすくなってまいりましたね。
今回はオーディオランドのメインのお仕事でもあります買取事業部よりご案内させて頂きます。
スピーカーの買い替えの際は、新製品を納品頂くショップさんへの下取りや、私たち買取専門店を利用することが多いと思います。実は気にかけていなかった些細な事で実際の買取金額が数万~数十万損している事が多いのです。
今日はスピーカーなどオーディオ機器の買取(売却)時に知っておくとお得な情報や、専門でない買取業社を見分けるコツなどをご紹介いたします。
目次
スピーカー売却時に知っておきたいこと
下取りの場合
新しいスピーカーを購入する際、店舗で下取りを利用する方も多いと思います。この場合、下取り価格が高く提示されていても、購入商品の値引きが少なく、実際には買いと売りが相殺されて、結果的に安く買い取られているケースがあります。
スピーカーの購入店で下取り査定をしてもらった際によく聞くのが、「下取り価格は一番高かったけど、購入したスピーカーの値引きがほとんど無かった。」、「購入と下取りを一緒に計算して実際はいくらで購入していくらで下取りに出したかわからなかった。」等があります。
下取り価格は新しい製品の購入価格に影響を与えるため、元々高価な新製品を購入する場合は、割引が少ないことがほとんどです。買取専門店は、市場での商品価値に基づいて価格を設定するため、下取りよりも高い価格で買い取ってもらえることが多いでしょう。
下取り価格に関しましては購入される販売店との信頼にもよりますので、私たち買取専門店から意見できる立場にないのが実情ですが、実際のところほぼ間違いなく言えるのは、下取りより買取専門店を数社相見積もりするのが最良の選択といえます。
買取専門店の場合
買取専門店の中には、大型スピーカーの搬出に慣れていない業者も多くいます。床を擦って傷をつけてしまったり、自社で搬出できない為、ピアノ運送業者様などに外注をするケースがあります。このような場合は、外注費用が差し引かれますので買取金額が低くなります。
このように、オーディオの買取専門店といいましても、実際は査定能力や搬出スキルにおきまして大きな幅があります。ブックシェルフやトールボーイなどのスピーカーですとトラブルは少ないと思いますが、Sonus FaberやDALIのHELICONやJBLなどでも重量級のスピーカーはスパイクが付いているモデルが多く、知識が少ない買取店が搬出した場合、スパイクに気が付かず、床やボードを傷つけてしまったなんて事もよく聞きますね。
また搬出知識が少なく、面倒な商品はすべてピアノ運送業者様などに外注されている買取店も多数あり、こちらは搬出に関しましては問題ないのですが、やはりピアノ運送業者様に外注をかける分、費用が掛かってしまい、それは確実に買取査定額に影響いたします。
総合リサイクル店の場合
最後に知らずに損をしてしまっている一番の理由は、以外にも【オーディオ買取専門店と思って依頼していたが、実は総合リサイクル店だった】です。
そもそも買取専門店に依頼したつもりが、実は総合リサイクル(なんでも買います)店だった、なんてことがよくあるのです。査定時にメーカー、モデル名などの要点が伝わりにくく、またその他の物(貴金属、ブランド品等)の買取を促してくるなどが特徴です。結果、この様な業者様は商品知識も少なく高額査定が望めません。
昨今はネット広告で簡単にオーディオ専門と謳うことが出来るようになり、ホームページなどをみても一見すると総合リサイクル店とわからない様な作りになっています。
もちろん総合リサイクル店でも良心的な査定や提案をされるお店もございますが、オーディオ機器は嗜好品のジャンルでもあり、最新の製品からヴィンテージ品、完全動作品から一部不良、または故障品まで多岐にわたり、知識の少ない業者様ではやはり売却される方に最良の提案が出来ないのではと思います。
また最近聞くようになったのが、タブレットで写真をバシャバシャ撮り本部に査定を依頼し、「本部から返答が来るまで少し時間があるので、貴金属やブランド物はないですか?」などど、依頼したもの以外の買取を促してくる業者があるとの事です。
多数の買取実績があるオーディオ買取専門店ではほとんどの場合、お問合せいただいた時点でおおよその金額の掲示をすることが出来ます。ヴィンテージ品や部品交換をしている機器など最終的に商品をみせて頂き価格が決まる場合もありますが、事前査定額より大きくは変わることはございません。安易に「見ないとわからない。」、「近くにいるのでまず見せてください。」という業者は、まずお客様のご自宅に入るのが目的であるというのが一定数いることも認識頂いた方が良いかと思います。
専門ではない買取業者を見分けるコツ
簡単ではございますが、専門ではない買取業者を見分けるコツを2点ほどお知らせ致しますので、買取査定の依頼時に参考にして頂ければと思います
①メーカー・モデル名などの情報を渡しても「状態にもよるので実物を見ないと分からない」などと言い、頑なに金額の提示を拒む。
②査定額(買取金額)に10万~20万円の幅がある。
このような点に当てはまりましたら、音響専門の買取業社ではない確率が高いのでご注意ください。
信頼できる買取業社の選び方
オーディオ製品を高く売るには買取業者選びが非常に重要になります。しかし初めて買取業者に依頼する場合、どこに売却すればよいのか、また何を確認するべきか分からないものです。ここでは売却する前に確認しておきたいポイントをまとめましたのでご参考にしてください。
店舗情報の確認
ご検討されている会社やサービスが信用できるかを判断する場合には、店舗情報を確認してみることをおすすめします。運営年数などは企業の信頼度にもつながります。店舗の運営情報についてはWEBサイトから確認できます。
買取実績の確認
過去の買取実績を確認することで、その業者の信頼性が高いかどうかを判断できます。実績のある業者は通常、多くの顧客と取引を行っており、顧客満足度が高いことが多いです。また実績のある業者は、取引において問題が発生しづらいので、安全で順調な取引を望む場合に実績の確認は重要です。一度WEBサイトで確認してみましょう。
専門性の高さの確認
オーディオ機器を専門に取り扱う買取業者は、通常、市場価格を徹底的に調査し、独自の販売ネットワークを持っているため、高額な買取が期待できます。下取りや総合リサイクルショップに売却するという選択肢も考えられますが、どこよりも高く買い取ってほしい場合は、オーディオ買取専門店に売却することをおすすめします。
まとめ
今回はスピーカーなどオーディオ機器の買取(売却)時に知っておくと良いと思われることをお伝えいたしました。査定依頼時は上記の事に気を付けて頂き優良な専門業者様に数社相見積もりをするのが結果、最良な選択となると思います。
私たちオーディオランドは自社修理工房を持つ唯一のオーディオ買取専門であると同時に買取スキルは「業界No.1」を自負しておりますのでオーディオ機器売却の際は買取業者選びの選択の中に含めて頂き、【信頼×実績】の買取査定を体感してください。